今年も早いもので年の瀬が近付き、県内のスキー場もぞくぞくとオープン!ウィンタースポーツシーズンになりました。

スキー、スノーボード等にお出かけの際に寒さ対策でヒートテ○クやホッカイロなどはすぐに思い浮かぶと思いますが、意外と忘れがちなのがお車の寒さ対策!

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皆さんご存知かと思いますが、寒さはバッテリーを弱くしエンジンをかかりにくくしてしまいます。
なので、年数が経ち弱くなり始めているバッテリーをお使いのお客様の中で、いざという時にエンジンがかからない!( ̄口 ̄∥)なんてことが冬には聞かれます。

こちらはこまめに点検することで簡単に防ぐことができます。
(現在、バッテリー点検強化月間;~1月末まで、ですのでお気軽にお声掛けください)

 

しかし、意外と知られていないのが、燃料の寒さ対策!

ディーゼル車はきちんと対策された軽油を使用しないと、凍ってしまいエンジンがかかりません!w(゜o゜)w
通常関東で12月に使われている軽油は「2号軽油」と呼ばれ-5℃位から凍り始めてしまいます。
凍ってしまうと、タンクから燃料が流れなくなるのでエンジンが掛かりません!
その場合、気温が上がるまで延々と待つか、気温が上がりそうもない場合には溶ける温度の場所までレッカー移動なんてことにも・・・。

軽油使用ガイドライン

 

当社のENEOSにて販売している軽油は11月から全て寒冷地仕様の「3号軽油」に切り替わっていますので普通に給油していただけば安心です。こちらは-20℃まで凍りません
スキー、スノーボードで首都圏などからこちらにいらっしゃる場合には、必要最小限の軽油にてこちらにお越しになり、こちらで(3号軽油にて)満タンにされることを強くお勧めします。
(目安として半分以上、寒冷地軽油が入れば心配いりませんので、余りギリギリになさらないように)

軽油の要求品質

 

しかし、もしも真冬の北海道の北部にお出かけされる方がいたら、現地での給油をおすすめします。「3号軽油」より更に寒さに強い「特3号軽油」と呼ばれる-30℃まで凍らない軽油を販売しているはずです。

ところで、「ガソリンは凍らないの?」と思う方もいると思います。

ガソリンも凍らせることはできますが・・・

こちらは-90℃にならないと凍りませんので、南極の最低気温記録の-89.2℃でもまだ凍結の心配はいりません( ̄ー ̄)ニヤ

 

(TM)