だいぶ日にちが経ってしまいましたが・・・。
先日、サラダパークで行われました「手づくりの輪」へのブース出店の模様をお伝えします。

イベントが行われた7月30日~31日は最終日の終了間際にちょこっと雨が降った以外は、夏らしい青空に見舞われ、多くの家族連れや観光客で賑わいました。
私たちのブースではこの春から扱いを始めた「ENEOSでんき」にちなみ、電気を手づくりで作ってみる!というワークショップでした。ご家庭にある日用品で簡易型の電池を作ってその電気の力でプロペラを回すというものです。

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あらかた出店作業も終え、来場されるお客さまを待っていたその時、携帯電話が鳴りました。
「すいません、バッテリーのブースターケーブル持ってますか?」
電話は実行委員会のスタッフの方からで、場内で走らせる予定だったミニ消防車が動かないとのこと。

確認したところ、やはりバッテリー切れでした。
すぐにDD沼田インター店に連絡したところ、バッテリーを持った松村主任が登場!
さっそくバッテリーの交換作業に入りますが、通常の車とは異なり、スペースが狭いためなかなかバッテリーが外せません。
焦る松村主任、それもその筈、ミニ消防車が動くのを今か今かと待ちわびる子どもの列が出来始めているのです!

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消防署の職員さんたちと様々な部品やコードを外しやっとのことでバッテリー交換終了!
勇ましいサイレンと共にミニ消防車が元気良く走り出しました。

ブースに戻ると子ども達が興味深そうに「手づくり電池」の説明を聞いています。
この電池、コップの中にアルミホイルとフィルターと炭を入れて、そこに塩水を注ぐという至ってシンプルなもの。
その電池から生み出す電気で、思い思いの模様を描いたプロペラを回します。

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実は、数週間前から今井課長と営業の伝田さんが試行錯誤を重ね、カンタンに作れ、勢い良く回り、かつ長持ちする電池の開発に取り組んで来たのです。そのポイントを幾つか紹介すると、

 ①塩水の濃度は飽和量一杯が良い、つまり濃ければ濃いほど良く回る
 ②オキシドール(過酸化水素)をほんの少し入れると、電池が長持ちする

などのポイントを実験を重ねることで発見していたのです。

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こうした改良を加えた手づくり電池、小さなお子さんでも皆さん上手に作り上げ、しかも全員のプロペラが勢いよく回り、参加頂いたお子さんみんなに楽しんで貰えました。
私たちスタッフも暑い中、二日間大変でしたが、お子さんたちの笑顔に元気をもらえました^^